裁量の大きなフリーエンジニアだからこそ！自分の体を大事にしよう

体を壊すことによる弊害とは？

フリーエンジニアが体を壊してしまうと、いろいろな弊害が起きます。体が資本とはよく聞く言葉で、フリーエンジニアもこの考えは常に念頭に置いておく必要があります。まずフリーエンジニアは働いた分だけ収入を得られる一方、体を壊して稼働が止まると収入が減ります。会社員のように有給休暇という保障がないため、予期せぬ体調不良は収入減に直結するのです。 また、体を壊すと仕事のパフォーマンスが落ちて、稼働が止まると納期にも影響を及ぼします。誰しも病気やケガをする可能性はありますが、体調不良で納期に間に合わないようなことが続くとクライアントからの信頼を失うでしょう。フリーエンジニアは会社員のように仕事をカバーしてくれる人がいないので、体調不良による納期遅れ、さらにはそこからの信頼喪失にも十分に注意が必要です。この点に注意を払わないと、フリーエンジニアとしての成功が遠のく可能性もあります。

働き詰めを回避しよう

フリーエンジニアは、すべて自分の裁量で仕事を進められます。週休二日にしても、何時から何時まで仕事をしても、昼夜逆転しても、自分の都合次第で自由に働けるのが大きな魅力です。しかし、この裁量の大きさがフリーエンジニアの落とし穴といえます。会社員の頃と比較しても自由度は格段に上がりますが、今契約している案件が終了すると次の案件、その次の案件と自動的に仕事が舞い込んでくるわけではありません。フリーエンジニアはこういった次の仕事の保障がないからこそ、働き詰めになる人が少なくないのです。 フリーエンジニアとして成功するためには、意識的に休息を取ることが大切です。どんなに体調が整っていて軌道に乗っているときでも、集中力が続くのは2時間程度だといわれています。働き詰めになると、体力仕事でなくても体力を消耗するものです。神経も消耗し、集中力がどうしても落ちていきます。一日の作業の間にも適度に休息を取り、稼働を止めて休日にする曜日を前もって決定しておくことも働き詰め回避のために有効です。

フリーエンジニアは運動すべし

エンジニアはデスクワークがメインで、長時間座りっぱなしになることも珍しくありません。フリーランスになると通勤の必要がなくなるので、家から出ない日も増えると耳にします。運動不足になると筋力が落ちるだけでなく、腰痛や肩こりなど体のあらゆる部分に不調を感じるようになります。フリーエンジニアは体が資本なので、運動不足が慢性化しないように意識的に運動の習慣を作りましょう。 運動不足は、スポーツジムに通って筋トレに励むような本格的なもの以外でも十分に解消できます。ウォーキングも立派な有酸素運動ですし、費用をかけずに手軽に始められる運動です。ほかにも、近隣に山があればハイキングも効果的です。緑豊かな山に足を踏み入れると、森の香りと称されるような清々しい香りを感じることがあります。この香りは、フィトンチッドという消臭やリフレッシュ効果のある成分です。ハイキングをしながら森の香りに包まれることは、森林セラピーとしても親しまれているリフレッシュ方法です。体を動かすことがあまり得意でないフリーエンジニアは、森林セラピーの効果も得られるハイキングを取り入れてみるのもいいかもしれません。