フリーエンジニアとして高額年収を得て活躍したいのであれば、当然ながら戦略的にキャリアを築く必要があるでしょう。そのためには、IT業界のトレンドを把握し、需要の高いスキルを身につけることが重要です。ほかのエンジニアはない独自性を身につけ、市場価値の高いエンジニアとなることで、高額年収を目指せます。
ご存知の通り、IT業界は常に進化しており、新しい技術やサービスが次々と登場している状態です。フリーエンジニアとして生き残っていくためには、この変化の波に乗り遅れることなく、常に最新の情報をキャッチしておくことが不可欠。ITニュースサイトをチェックしたり、業界のイベントに参加したり、SNSで情報収集したり、そうした意欲的な姿勢で余すことなく情報収集を行うことが大切です。特に、企業がどのような技術を求めているのか、どのような課題を抱えているのかといった事情を把握することが、高単価案件の獲得に繋がることもあります。
需要の高い言語を習得することも、高収入を実現する上で重要な要素だといえるでしょう。ここ最近であれば、GoやPython、Ruby、Swiftなどは非常に汎用性が高く、多くの企業で需要が高い傾向にあります。これらの言語は、Webアプリケーション開発をはじめ、機械学習やスマホアプリ開発など、幅広い分野において活用されており、習得することでさまざまな案件に挑戦できます。
もちろん、自分の興味関心や得意分野を考慮することも大切です。ただ、高単価案件の獲得を目指すのであれば、やはりこうした市場のニーズを意識した言語を選択することが近道となるでしょう。
さらに、単価設定も高収入を実現するうえで重要な要素です。フリーエンジニアの報酬は、自身が保有するスキルと経験のほか、案件の難易度や緊急性などを考慮して決定する傾向にあります。そのため、市場の適正価格をしっかり理解しておくことが重要です。適正価格を知る手段としては、たとえばフリーランス向けの情報サイトやエージェントを活用するといいかもしれません。それらで相場を把握したうえで、自身のスキルに見合った妥当な単価を設定すると良いでしょう。
また、会社員時代の収入を記憶していれば、それを上回る金額を設定するのがポイントです。というのも、フリーエンジニアは経費や社会保険などの出費を自分で支払う必要があり、あまりにも会社員時代と同等、あるいは低く単価を設定してしまっては、手取り額が少なくなってしまう可能性も考えられます。単価設定を低くしてしまったがために、会社員時代よりも貰える金額が減ってしまえば、元も子もありません。自身のスキルや経験に自信を持ち、適正価格を意識しつつ、会社員時代よりも少し高めの単価設定を行うことをおすすめします。